商工中金(総合職)のES(エントリーシート)内容、企業研究のやり方、セミナー情報、インターン・リクルーター情報、筆記試験・webテスト、志望動機、面接内容などを記載しています。
商工中金(総合職)のES(エントリーシート)
■形式:採用ホームページから記入
■内容
・あなたが会社を選ぶときのポイントは何ですか? (20文字以内)
・あなたが自覚するご自身の性格をご記入ください。 (100文字以内)
・あなたが学生時代に打ち込んだことが、社会に出てどのように生かされると思うかをご記入ください。 (200文字以内)
・商工中金を志望する理由についてご記入ください。 (200文字以内)
商工中金(総合職)の志望動機
【志望動機①】
私の就活の軸は、「人と深く向き合う仕事がしたい」、「本当に困った人を助けたい」です。ですので、銀行に入るなら中小企業の法人営業をベースにキャリアを積みたいと考えました。
理由は、中小企業は大企業と違い、社長さんと1対1で深く向き合えるし、また経営資源が限られることから様々な経営課題をお持ちでより困っているからです。
その中で商工中金を選んだ理由は、「半官半民」という形態に魅力を感じたからです。
お客様の業績が悪くなった時こそ出番が多くなるという政府系ならではのセーフティネット機能と、政府系でありながら民間銀行と同じサービスをできるというフルバンキング機能です。
『日本政策金融公庫の精神を持ちつつも、民間銀行の発想を持ってやる』このベストミックスな銀行は他にないです。
【志望動機②】
・中小企業金融であること…日本の99%の企業が中小であるがゆえに大企業、そして日本経済を本当に下から 支えているのはこの会社だと思ったから
・中小企業を支えているのはこの会社だけでなく、3メガ、公庫、地銀信金もあるが、3メガは中小を担当するのが若手メインであり、プロではない(ソリューションは確実にこちらが上)
・公庫は融資機能しかない(商工中金にはフルバンク機能(会社自体の口座が作れる、公庫は作れない))
・地銀信金は強いとこもあるが、やはりその地域で完結してしてしまうからイマイチ
・危機対応業務など、逆境に立ち向かっていく姿勢、で自分の強みが生かせると思ったから
あとは現実問題として
・メガでは自分は学歴等で早々埋もれてしまうのではないか?
・公庫はお給料がちょっと。。。(みなし公務員)
・自分の地元の地銀信金が圧倒的に弱いし、覇気が説明会で感じられなかった
というのもあります
【志望動機③】
大学の専攻から地域経済に貢献したいという思いがあった。
地域経済を支えているのは「ヒト」「モノ」「カネ」の流れを生みだしている地域に根ざした中小企業である。
商工中金はその中小企業を取引基盤としており3つの魅力がある。
①全国にネットワークを持っていることから貢献の幅広さがある。
②政府系金融機関として危機対応業務に優れておりお客様が一番苦しい時に支えることができる。
③その政府系金融機関の中でも取引相手の規模、融資の期限も幅広く、融資業務以外でもお客様をサポートすることでトータルソリューションを提供できる貢献の多様性がある。
商工中金(総合職)の企業研究に役立ったもの
■企業ホームページ、セミナー、パンフレット、同業他社との比較、リクルーター面談、、他の金融機関も含めてwikipediaを読んだ(これはリク面の際職員さんに勧められました)
セミナー情報
■選考とは無関係なセミナー
・服装:リクルートスーツ
・内容:業界説明会 企業紹介 座談会
※リクルーター面談に直結するステップの可能性あり。(後日、エントリーシート、筆記テスト未提出の状態で面談の電話がきました)
商工中金(総合職)のインターン情報
・インターンシップ情報なし
筆記試験
■形式:Webテスト
webテスト
■課目
・数学、算数/国語、漢字/性格テスト
■内容
・SPI
・テストセンター
GD(グループディスカッション)
・グループディスカッション情報なし
リクルーター面接
■就活生①
面接前に、複数回会いました。
・1回目(2年目、若手社員) 30分
社員1対学生2。学生生活についてざっくり聞かれる。
その場で2回目の予約。
・2回目(10年目、中堅社員) 30分1対1。メガバンクや他銀行との違いを聞かれる。15分ぐらいは逆質問タイムなので、要準備。
・3回目(副支店長) 30分1対1。履歴書、成績証明書、卒業見込証明書、健康診断証明書の提出。ほぼ逆質問タイム。人によってはがっつり面接もあるらしい。
■就活生②
面接前に、複数回会いました。
1回目若手、2回目準若手(?)、3回目支店長と進んでいきます。初っ端の若手職員の方との面談は職員1:学生2でしたが、あとは個人でした。
逆質問の時間が結構あるので、質問は考えていくべきです。また、2回目の際に他の金融機関との違いについて結構質問されました(私はここで上手く答えられたのが後に繋がった要因かなと思います)。
どの回でも言えることは、明るくハキハキと話すこと、とにかく第一志望であると伝えることだと思います(第一志望群とか第2とか言わない)。
OB/OG訪問
・希望者のみ訪問可能
商工中金(総合職)の面接
■就活生①
面接回数は3回で雰囲気は普通でした。
リクルータ面談を突破するとようやく面接(「大切な面談」と表現されるもの)に呼ばれます。人事面談は1日で30分×2回(個人)やってそれが通れば最終(集団)です。
人事面談は志望動機、頑張ったこと、自己PR的な普通のお話から「上司から融資許可がでなかったときどうする?」という少し難しい質問もありました。(これに関しては正しい対応を知っているかというより性格などを見てるかと思われます)
■就活生②
面接回数は2回で圧迫するような雰囲気でした。
・人事面接
履歴書の深堀(志望動機、学生時代頑張ったこと、研究内容)
入庫後何がしたいか、日本経済について2~3分で語る
・役員面接
2問出題。仕事内容を理解しているかを確かめているものだと思う。
オーソドックスな質問ではないが、自信をもって答えられればおそらく問題ない。
■就活生③
面接回数は4回で雰囲気は普通でした。
私は「志望理由」「学生時代に打ち込んだこと」「性格(長所、短所)」「友人からどう思われているか」「会社の店舗数、預金残高などの知識」「お客様へのご融資に関して、具体的な状況を提示される→あなたならどう対処するか」「大学でどのようなことを学んだか」といった質問をされました。
商工中金(総合職)の内定
■通知方法:その他
■内々定通知後の指示や拘束(個人差あり)
・他企業の選考を辞退するように言われました。
・内定通知を頂いてから他社と迷ってることを伝えると5日以内に答えを出すよう言われました。
その他、印象など
■よかった点
・結果の連絡が即日または翌日
・面接開始前に説明を詳細にしてくださる
・クルータとたくさん会えたことで雰囲気がわかったり、質問する機会が多く頂けた
・受付から終わりまで職員の方がとても丁寧に対応してくださり、堅実な社風が伝わってきた
・面接を通して内面を引き出してくださって、ひとりひとりの良いところを見てくださっている
■よくなかった点
・選考フローが不透明
・選考なのに「セミナー」という表現を使っていた
商工中金(総合職)の選考突破・内定へのアドバイス
■内定者①
選考と関係ないと言われてても関係あることは沢山あるので、企業とのコンタクトの際は(特に志望度が高いところは)気合いを入れる必要があります。
業界は広く見ておいて損はないです。絞る際もちゃんと業界を知った上で考えないと、偏見で絞ってしまうのは自分の可能性をつぶすことになります。
■内定者②
就職日記をつけることをおすすめします。
自分は初期段階で、セミナーやob訪問など、とにかく足を運ぶこと事態に満足感を得て就職活動を行っていました。
しかし、いざエントリーシート提出期間に突入すると、その時感覚というのは案外忘れているものです。その感覚こそがエントリーシート、後の面接で大きな武器となるのに…。
タイトなスケジュールの中で、一見、面倒な作業と想いがちですが、だまされたと思って是非やってみてください。きっとこの先、その1文、1ページがあなたの支えになってくれはずです! 就職活動応援しています!
■内定者③
早い段階にリクルーター面談である程度の人は取るが、一般ルートの面接でも多くの人を取ります。なのでリクルーター面談を途中で切られたとしても諦めず最後まで頑張ってください。
特に商工中金は企業研究をしっかりやったほうがいいです。面接では答えのある質問も結構聞かれることもあります。具体的な数字、仕事の内容を頭に入れてから面接に臨むようにしましょう。
面接にはしっかりと10分前に来るようにしましょう。選考は次の面接に進むまで一週間後であることがほとんどだったので長期化します。気持ちを切らさなければ必ず受かります。頑張ってください。