JA全農(全国)のES(エントリーシート)内容、企業研究のやり方、セミナー情報、インターン・リクルーター情報、筆記試験・webテスト、志望動機、面接内容などを記載しています。
JA全農(全国)のES(エントリーシート)
■形式:サイトからダウンロードした用紙に手で記入
■内容
・自己PR
・学生時代に力を入れて、打ち込んだこと、チャレンジしたことは何ですか?そこで得たものやそこで苦労したことを具体的に教えてください。(なぜ打ち込み、挑戦し、そこで何を得、苦労にどう対処したか)
・学生時代にどんなアルバイトをしましたか。また、その目的とそこで得たものを教えてください
・本会に就職を希望する理由を教えてください。また本会の事業で興味のあるものは何ですか?
・農業・食に関して興味・関心を持っていることは何ですか?また、関心を持ったきっかけを教えてください
※就職活動状況について書く欄がありました
JA全農(全国)の志望動機
【志望動機①】
第一次産業を強くて魅力的な産業にしたいという気持ちが強いからです。
大学では様々な農業の現場を知る活動をしてきました。
農業構造が大きく変わろうとしている今こそ、変化の最前線で仕事をすることの出来る貴会で働きたいと思いました。
もし入会したら米殻事業に取り組み、様々な地域の農業の現場を知ることで生産性を上げにくい中山間地域農業や土地利用型農業の問題を解決していきたいです。
【志望動機②】
自由貿易が進められていく今の時勢の中で、先進国の中で最も一次産業が弱い国である日本は、今後逆境に立たされると思いますが、逆にそこに仕事のやりがいを感じて志望しました。
人間の生活に切っても切りはなせない「食」というものに関心の無い人間はいないと思います。なくなりようの無い分野です。組織の大きさゆえにできる仕事の幅、スケールの大きさ、またその影響力。「食」に、あらゆる角度から関われる期待に胸を膨らませています。
私は技術系であり、その役割の一部しか受け持つことは出来ないかもしれませんが、それでも日本の「食」を守り、発展させていく手助けが出来ればと思っています。
今日本の一次産業は過渡期を迎え、大きな困難に直面していますが、この困難を乗り越えて初めて新しい日本の農業が始まるのだと思っています。そんな時代にだからこそ農業に関われる仕事がしたく志望しました。
【志望動機③】
貴会を志望した理由は、農業に貢献するという目的を持って働けると考えたからである。学生時代、農業体験や農村現地調査を通じて農業の大切さと厳しさを学んだ。その経験から、農家の方々の力になり、食料生産基盤である農業の維持・発展に貢献したいと考えるようになった。貴会で有ればそれが可能だと考えた。農作物の生産から販売まで幅広くサポートしており、多面的にアプローチできる。また、説明会や職員のお話から、農業の現場を大事にしている風土を感じたことも大きい。入会後は、営農や園芸農産事業に取り組みたいと考えている。農業従事者や新規の従事者への指導や支援を行い、農業の普及に貢献していきたい。大学院で学んだ知識が直接生かされるわけではないが、「農業に貢献する」という共通の使命感を持って働きたい。
JA全農(全国)の企業研究に役立ったもの
■企業ホームページ、セミナー、パンフレット、同業他社との比較
セミナー情報
■選考とは無関係なセミナー
・服装:リクルートスーツ
・内容:事業の概要を説明した後、先輩職員との座談会。県域コース・全国コース両方の職員の方がいた
JA全農(全国)のインターン情報
・インターンシップ情報なし
筆記試験
■形式:マークシート/Webテスト
webテスト
■課目
・英語/数学、算数/国語、漢字/性格テスト/一般教養・知識
■内容
・エントリー時にwebテスト、2次面接と同時にマークテストがあった。どちらも時間に対して問題が多いので時間配分に気をつけたほうが良い。
・webテストはSPIがあり、マークテストは数学や国語だけでなく、英語や理科・社会など、幅広い分野からでる。小論文はなかった。
・ウェブテストは玉手箱。筆記試験はSCOA(国数英理科社会)幅広くでます。
GD(グループディスカッション)
・グループディスカッション情報なし
リクルーター面接
・私は面接前に、複数回会いました。
1次面接後にリクルーター名簿が特定の人?にマイページ上に提示。電話でリクルーター面談をしたいと予約し、その後近くの喫茶店でお昼を食べながら全農について話す。
リクルーター面談は直接採用に関わっているので、的を得てない様な話をしないことをオススメします。
・私は面接前に、複数回会いました。
選考には関係ない・・・といいつつリクルーターの人の手元には用紙があり、ちらりと見たところ各項目◎○△×等あったので参考にはしてるんじゃないでしょうか。
熱意や志望度、論理性、何がしたいか などは話しながら聞いてらっしゃると思います。
時期は2次試験から3次試験(最終)の間、名簿が与えられるので自身でアポを取る形式です。
受けなかった人も中にはいるそうです。推薦ってかんじなのかな。
OB/OG訪問
・希望者のみ訪問可能
JA全農(全国)の面接
■就活生①
面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
自己PRや志望理由、学生時代の取り組みについてが中心で、面接内容の引き継ぎはされていないようだった。面接官は1→2→3と段々増えていった。
■就活生②
面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
個人的には一番和やかな面接だったと思います。
人生経験から来る想いを重視しているようで、むしろ就活的な一問一答の形式で答えると良くない気がします。
JAグループの中でなぜ全農か、農業に興味を持ったのはなぜか、
実家の家業について、TPPについて、日本の農業について、どんなことを全農でしてみたいのか、全国転勤は大丈夫か。といった感じの質問内容でした。
■就活生③
面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
以下に面接の内容と流れを記載しますので参考にして頂ければと思います。
[1次面接] 面接官2人 約10分
自己PR(1分)
大学での勉強内容・研究室について
現在の学部・学科選択の理由
趣味について志望動機
学生時代にがんばったこと
他社の選考状況
雰囲気は和やかでもなく圧迫でもなく普通。時間が短いので第一印象が大事だと感じた。
[2次面接] 面接官2人 約20分
自己紹介と自己PR
現在の学部・学科選択の理由
趣味について
アルバイトについて
志望動機
JA全農でやりたいこと(具体的に)
自分の希望の部署じゃなくても大丈夫か
全国転勤は大丈夫か
他社の選考状況
雰囲気は時々笑いが起こるなど和やか。JA全農に入会してやりたいことについて聞かれたのは2次面接だけだった。また全国転勤・出向についてとても深く聞いてきた。
[3次面接] 面接官3人(人事トップ3) 約30分
自己紹介と自己PR
アルバイトについて
サークルについて
現在の勉強が仕事にどう生かせるのか
他社の選考状況
雰囲気は一番和やか。ほとんど雑談で踏み込んだ質問(日本の農業の課題・解決策など)は基本なかった。
JA全農(全国)の内定
■通知方法:電話
■内々定通知後の指示や拘束(個人差あり)
・2日以内に就職活動を終わらせて、折り返し電話することが内々定の条件。
・内定後は、他の企業からの内々定は断ることと就活をやめること。
その他、印象など
■よかった点
・面接が全て個人面接
・面接に進んでからは選考ペースが早かった
・面接が終始穏やかで、人事担当の方の対応がとても良い
■よくなかった点
・ESの締め切りが遅く、ES自体も手書きで量が多いので、書類選考の結果が他と比べると遅かった
JA全農(全国)の選考突破・内定へのアドバイス
■内定者①
自分が何をしたいのか。ということを明確にすること。何がしたいのかわからない・何もしたいことはないけど周りが就活してるから自分もしておかないと。という気持ちで就活すると、内々定は取れません。新卒というブランドは誰もが持っているブランドですが、転職と比べるとレベルが違うくらい就職先の幅が変わります。ですので、新卒というブランドは大切にして就職活動をして下さい。
■内定者②
とにかく早めに行動すること。就活セミナーみたいなのは参加しなくても大丈夫(だと思う)ので、忙しくても、ネットなどで情報収集して考えることをおススメします。
自分は実際の就活が始まる半年前には「どんな風に社会を支えていきたいか・変えていきたいか・社会で自分はどう役立てるか」をずっと考えてました。
また、文理・マスターの人問わず、「周りがそうだから・就職が厳しくなるから」という理由で進学しないことを決めてる人はマスターやドクターに進学しないで就職という選択をする他の理由を一度しっかり考えた方がいいと思います。
もちろん、実際12月になって企業に触れないと会社も就活そのものも自分っていうものもほとんど見えてこないです。自分はそうでした。だからと言って、多分12月に始めてたら、大学の試験・ES・面接などに追われて、就職することをゴールとしての就活しかできなかったと思います。
ゴールをどこに設定するかは人それぞれですが、せっかく大変な思いをして就活するんだから、今後働いていく会社はやりがいありそうなところであってほしいと自分は思ってます。皆さんも大変かと思いますが、就職先を手に入れることを目的とするのではなく、自分が実際働いたらということを考えて就活に取り組んでいくことをお勧めします。そうすると自然に自分が何をしたいかが見えてくると思います。頑張ってください!