日本政策金融公庫のES(エントリーシート)内容、企業研究のやり方、セミナー情報、インターン・リクルーター情報、筆記試験・webテスト、志望動機、面接内容などを記載しています。

日本政策金融公庫のES(エントリーシート)

■形式:採用ホームページから記入

■内容
・日本公庫を志望する理由(各事業ではなく公庫の志望理由)

・学生時代に力をいれて取り組んだこと。またそこから得たもの。

・中小企業事業を志望する理由

・中小企業事業が中堅・中小企業に対する取り組み3つのうち最も関心のあるものを選び、あなたの意見を述べて下さい。

日本政策金融公庫の志望動機

【志望動機①】
第一に貴行が金融を通して日本企業の国際競争力を支えているからです。
現在、日本では国内市場は成熟化しており企業が今後の活路を見出すとするならば、国外に進出することが必要不可欠となっています。

例えばインフラ輸出です。国内インフラ企業は素晴らしい技術を持っているものの、先進国や新興国のインフラ輸出プロジェクトに応札した場合でも他国に負けてしまう状況にあります。

その原因の一つがパッケージ型輸出が求められている中、それを行う体制が十分整っていないことを指摘できます。そのためには膨大な金額の投資に対するファイナンスなどが必要になっていきます。

このような時貴行は他金融機関には行うことができない長期資金提供を行うことから、私も金融を通じて「日本の多くの産業の海外進出を支え、また世界の人々の生活を支えたい」と考えました。第二に、貴行の行員の方や働き方に魅力を感じたからです。

業務において常に目的意識や向上心を持っていると感じた行員の方達がいる環境で、周りの方達の業務が円滑に遂行できるように毎日の業務に取り組めるという働き方に大変魅力を感じました。この二つの理由から貴行を強く志望します。


【志望動機②】
が御庫を志望する理由はゼミでの経験を通して小企業を支える仕事がしたいと考えたからだ。
ゼミで中小企業を研究し、数多くの町工場を見た。高い技術を持ちながらも経営に苦しむ企業もあり、矛盾を感じた。こうした町工場やそこで働く職人を他の誰でもなくて自分が救いたいと考えた。

御庫の国民生活事業は民間金融機関にはできない政策金融ならではの無担保融資などの支援ツールやそれを支える審査のノウハウを備えている。

そうした御庫のフィールドなら私のやりたい仕事ができるのではないかと考えた。日本の小企業を1つでも多く支援し、繁栄させることで、日本を元気にすることに貢献したい。


【志望動機③】
なぜ日本公庫か?
公的金融機関として無担保融資などを通じ中小企業を支える、という民間の金融機関にはない公庫独自の役割に魅力を感じたため。

なぜ国民生活事業か?
もともと金融志望で企業、特に中小企業を支える仕事に携わりたかった。国民生活事業では独自のノウハウをもとに小企業への融資を行っており、多くの小企業を支えるという使命感を持って仕事ができると考えた。

日本政策金融公庫の企業研究に役立ったもの

■企業ホームページ、セミナー、パンフレット、同業他社との比較、金融系のセミナー、リクルーター面談

セミナー情報

■選考とは無関係なセミナー
・服装:リクルートスーツ、きれいめの服装
・内容:事業説明、社員との座談会

日本政策金融公庫のインターン情報

・インターンシップ情報なし

筆記試験

■形式:Webテスト

webテスト

■課目
・数学、算数/国語、漢字/性格テスト

■内容
・SPI
・独自のテスト

GD(グループディスカッション)

・グループディスカッション情報なし

リクルーター面接

・面接前に複数回会う機会があり、ES提出順に、1度目の面談に呼ばれました。カフェで若手社員と1:1、選考には関係ないと話していましたが、志望具合や大学で取り組んでいることなど聞かれメモしていました。雰囲気は堅苦しくないものでした。1回目は全員呼ばれると思われます。
2回目は会議室で中堅社員2:学生3、1回目に比べて少し面接っぽくなりましたが笑いも交えた雰囲気で、逆質問をしました。

OB/OG訪問

・希望者のみ訪問可能

日本政策金融公庫の面接

■就活生①

就活生

面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
1次、2次はオーソドックスな事柄ばかり聞かれました。3次では、より自分の人柄や会社でのやりたいことについて掘り下げてくれる感じがしました。どの面接でも言いたいことを察してくださるような、優しい面接でした。面接を受けていても、人柄の良い方が多い会社なんだなと思いました。




■就活生②
就活生

面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
はじめは3回とも自己PRからはいりました。その後は志望理由など一般的な質問のあと、業務内容について思い違いをしていないかなど確認されたように思います。自分の時は聞かれる内容は毎回殆ど同じで、最終面接だけは大半世間話のような雰囲気で終わりました。




■就活生③
就活生

面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
一般的な質問が多いが、たまに突飛なものを混ぜてくる
「あなたを○○に例えると?」など
すぐにそれらしい回答を出せるかを見ているのではないか
大学だけでなく、幼少期からの経験を踏まえての自己分析が必要
二次の小論文では「農業の6次産業化について、あなたならどこで何を育て、どのように付加価値を生み出すか」について45分で書いた

日本政策金融公庫の内定

■通知方法:電話、その他

■内々定通知後の指示や拘束(個人差あり)
・他社の内定辞退と就職活動の終了

その他、印象など

■よかった点
・選考結果が早い

・リクルーター面談で面接前に様々な疑問を解決することができた

・就活生の話を聞いて、言葉を引き出してくれるような面接が多かった

・最終面接の雰囲気がとても良く、自分が会社に入って何がしたいかを話した際に私の良さを踏まえて、具体的にどいう風に働くといいのか、働く姿勢や人との関わりかたなども教えていただいたことがとても良かった


■よくなかった点
・選考フローが人によってかなり違っていた

・6月のリクルーター面談から7月の終わりの一次面談の案内まで、何も連絡がない期間が長い

日本政策金融公庫の選考突破・内定へのアドバイス

■内定者①

就活生

自己分析は本当に大切です。エピソードから無理やり自分の軸や強みを創り出すのではなく、軸や強みから最適なエピソードを書くことが大切だと思います。本当に自分に合った企業の面接は、圧迫だ。とか感じないと思います。面接等に落ちても落ち込まず、縁が無かったただけと思って、悔いのない就職活動になることを祈っています。




■内定者②
就活生

私は金融しか受けなかったので4月になってやっと面接が始まり、なかなかなれなかったので、いろいろな業界を受けて面接に慣れておくべきだと思います。
企業によりますが、ここは志望動機を重視している印象でした。




■内定者③何社も一次面接で落とされる日々が続き、就職活動はとても不安で泣く毎日でした。自分自身と向き合い、他の人と比べて過去に努力をしてこなかった自分に何ができるんだろうと考えてしまうこともあり、自分を責めてしまいとても辛かったです。

それでも息抜きは必要なので、週に一度ほどは友人と飲みに行ったり遊びに行くなどして気分転換をしました。支え合う友人がいることはとても大切です。

また、ここまで自分自身と向かい合う機会はなかなかないと思います。
実際、就職活動を通して自分を見つめ直した時、自分が何も努力をしてこなかったことに後悔しかありませんでした。

でも、自分を見つめ直したからこそ、もっと努力をしようと思えるようになりました。就職活動がなかったら、気づけなかったことだと思います。

最終的に、私はやりたい事を見つけ、熱意を伝えられたからこそ、内々定をいただけたと思っています。自分を見つめ直しやりたいことを明確にすること、また、たまには息抜きをすることがとても大切だと思います。

何社も落とされたからこそ思うことですが、面接では他社と違ってなぜ御社がいいのか、そんな御社で自分の強みをどう活かしどう活躍していきたいのか、を伝えることが一番大切だと思います。