ホンダ(本田技研工業)事務系のES(エントリーシート)内容、企業研究のやり方、セミナー情報、インターン・リクルーター情報、筆記試験・webテスト、志望動機、面接内容などを記載しています。
ホンダ(本田技研工業)事務系のES(エントリーシート)
■形式:採用ホームページから記入
■内容
・学生時代に最も情熱を注いで取り組んだことは?
・取り組みの過程で直面した困難なことは?
・困難を乗り越えるためにどうしたかを、自身の想いなども踏まえて記入してください。
・その経験から何を学びましたか。それをどう仕事に活かしていきたいですか。
・あなたが仕事を通じて、成し遂げたいことは?その根底にある想いや理由も記入してください。
・その実現に向けて、どうアプローチしますか。
・実現の場としてHondaを志望する理由を記入してください。
・これまで以外に、伝えたいことなどがあれば自由に記述してください。
ホンダ(本田技研工業)事務系の志望動機
【志望動機①】
私は貴社の車づくりにかけるスピリットに感化されました。私が幼い頃に見た、最も印象に残った車は初代のNSXでした。
初めて見たのはミニカーでしたがその形から他の車と全く違う印象を受けたのをよく覚えています。まるで別の乗り物を見ているように感じました。
私が大学に入り、自動車に対する興味はさらに深くなり様々な媒体を通じて車の情報を得るようになった頃、私はNSXという車の特異な特徴にとても惹かれました。
日本の車の中で当時最高価格であったというNSXには貴社の最先端の技術とこだわりが詰め込まれ、スーパーカーのような見た目に惚れ込んだ少年時代の感情とともに、成長したからこそ理解できる素晴らしい作りにより一層惹かれました。
ただ速ければいいという車作りでなく、人が乗ることを考えて作られていることに驚きました。乗りづらさが大きく出る多くのスポーツカーと違い、乗りやすさや運転手への負担の少なさ、また少しでも長く乗れるように設計されていることなど人を中心としたデザインに心を打たれました。
私の将来の夢はNSXに乗ることであり、また、そんな車を作っていく人生を貴社で歩みたいと思っています。
【志望動機②】
人と密接した仕事であること、会社の雰囲気、幅広い視野をもっている企業であることを念頭に就職活動をしてきました。街に出さえすれば、御社の車を見れ、またそのユーザーの顔を見ることができるという身近さに魅力を感じます。
自動車の免許を取得し、自信で運転することによって広い世界観を得た喜びを、伝えていけるような自動車をつくっていきたいです。
御社には自動車を使う人に夢や喜びを提供できる高い技術と先進性を持った人や設備があります。快適な空間を運ぶのではなく、快適に走るための技術をもった車をつくっているという印象を受けました。
そして、個人を大事にし、夢を追いかけ続ける集団の中でお互いの意見をぶつけ合うことができる環境で自分の専門分野をつくり、その分野のスペシャリストとして技術の追求を行い、自分のスキルアップに繋げていきたいと思います。
【志望動機③】
志望理由。
1つ目は、四輪、二輪、ASIMO、etc…といろいろな事業を行っていて、とても面白そうな会社であると思ったから。
御社は好奇心旺盛な私の心を満たしてくれる場であると思った。
2つ目は、御社のフィロソフィー(Hondaフィロソフィー)に共感したから。就職活動を通じて御社の考えというものを学び、夢というものを実現するにあたって、御社でなら最大限に叶うはずであると感じたので。
3つ目は、どんどん自分からチャレンジできる環境であり、御社でなら私自身が大いに成長できると思ったから。「ノープレー、ノーエラーを拝せ」、「二階に上げて梯子を外す」という考えから、「Hondaらしさ=チャレンジスピリット」というものを感じた。今までの人生で挑戦し続けてきた私にとって、社会に出て挑戦できる場は御社しかないと思った。
ホンダ(本田技研工業)事務系の企業研究に役立ったもの
■企業ホームページ、セミナー、パンフレット、同業他社との比較、有価証券報告書、財務諸表、IR情報、日経テレコム、日経BP
セミナー情報
■筆記や面接などが同時に実施される、選考と関係のあるセミナー
・服装:リクルートスーツ、きれいめの服装
・内容:キャリアディスカッション
■選考とは無関係なセミナー
・服装:リクルートスーツ
・内容:業界説明、企業紹介、各部門毎の社員の話
ホンダ(本田技研工業)事務系のインターン情報
・インターンシップ情報なし
筆記試験
■形式:記述式/Webテスト
webテスト
■課目
・数学、算数/国語、漢字/性格テスト/一般教養・知識/時事
■内容
・SPI
・G7加盟国を答えさせるような時事・教養問題
・ホンダの特徴(生産割合とか)を問う問題
・社会問題への論評をさせる問題
GD(グループディスカッション)
・最終面接時にグループワーク
・内容は一般的なグループディスカッションで、プレゼン&質疑応答
リクルーター面接
・リクルーターとの接触情報なし
OB/OG訪問
・希望者のみ訪問可能で、1〜2時間程度お話しさせていただけます。しっかりと目的を持って準備万全で臨むと良いかと思います。
ホンダ(本田技研工業)事務系の面接
■就活生①
面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
基本的に論理性が求められる。
(志望理由、自己PR等で)なぜ○○なのか?そう考えたのは何故なのか?を特に深く聞かれる。(ここを圧迫だと感じる人は居るかもしれません。)
少なくとも個人的には圧迫だと感じる事はなかったです。
きちんと論理的に自分の経験と自己PRを志望動機に絡められる様に準備すれば問題無いと思います。
■就活生②
面接回数は3回で雰囲気は普通でした。
現在の自動車業界の状況は? その中でHONDAが取り組むべきことは? HONDAはどんな車を作っていくべき?
仕事を通じて成し遂げたい夢は? その夢を成し遂げるためにどんな仕事がしたい? その仕事以外でしてみたい仕事は?
あとは自由記述欄に書いていた学業のことや、学生時代のことなどの過去も聞かれましたが、ほとんどが夢や仕事などの未来のことでした。
■就活生③
面接回数は3回で雰囲気は普通でした。
以下に面接の内容と流れを記載しますので参考にして頂ければと思います。
●一次面接:1対1(25分)
エントリーシートに沿って質問、深掘り。1分で自己PRといったやり方ではない。
⇒翌日連絡
●二次面接:2対1の個人面接(35分)
・エントリーシートに沿って質問、深掘り。
・どちらかというと、やりたいことを中心に話す。
・自分の意見に否定的に返されるため、対応力をチェックしているのかもしれない。
⇒翌々日連絡
●三次面接
①最初にGDがある。学生が5人、面接官2人(90分)
②一人ずつ面接に呼ばれる。(最終面接)
・2対1の個人面接(40分)
・内容は二次面接とほぼ同じ
・面接の後に人事の方と面談(40分)…選考と無関係
⇒翌日連絡(内々定)
ホンダ(本田技研工業)事務系の内定
■通知方法:電話、その他
■内々定通知後の指示や拘束(個人差あり)
・「内定を出したいが、他社選考を辞退できるか?」と聞かれ、他社と悩んでいると伝えたところ、数日間の猶予を与えられてそこまでに決めてくれと言われました。
・こちらとしては就活を辞めて欲しいが、悔いのない就活をしてくださいと言われました。
その他、印象など
■よかった点
・全て個人面接だった
・面接官の方がみなベテランの方で、選考に力を入れてくれているんだなと感じた
・キャリアディスカッションで落ちても敗者復活で採用する枠があり、その間さらに企業研究し志望動機を固められた
■よくなかった点
・キャリアディスカッションの意義、実態が分かりづらく混乱する
・キャリアディスカッション枠が思ったより大きく、選考フローの不透明感が強いとは感じました
ホンダ(本田技研工業)事務系の選考突破・内定へのアドバイス
■内定者①
時事問題、企業研究、業界研究はどの企業にも必要です。
SPIを勉強するよりも大切かも。
大学生活で、人よりも優れたエピソードを1つ以上持っておかないとどの企業でも苦戦します。
■内定者②
事前の会社説明会やOB訪問の有無は一切関係ありません。
最終面接での人事質問の参加の有無についても一切関係ありません。(人事の方に確認しました。私も一切やってません。)
本当に実力勝負一発の選考で、とても正直な選考だと思う。
同業他社に行きますが、この会社の選考が一番フェアだと感じました。
■内定者③
企業研究といっても、データの数値を覚えることは基本的に必要ない。(ホンダは筆記試験で一応聞いてくるが、全部間違えても不採用にはつながらない)
自分がどういう仕事を通してどういう未来を実現したいのかというイメージを明確にし、そのためには御社が一番だ、ということを伝えられれば比較的うまくいく。
とはいえ本当に最後は縁と運なので、第一志望に落ちたりしてもあまり凹みすぎないで、合わなかったんだと割り切ってほしい。