キリンのES(エントリーシート)内容、企業研究のやり方、セミナー情報、インターン・リクルーター情報、筆記試験・webテスト、志望動機、面接内容などを記載しています。

キリンのES(エントリーシート)

■形式:採用ホームページから記入

■内容
・学生時代頑張ったこと①(500字)
・学生時代頑張ったこと②(500字)
・あなたの強みはなにか、それをキリンでどう生かして活躍していきたいか(400字)
・あなたがキリンビールに最も共感できるところは何ですか?(300字)
・(大学生活において)興味ある学問や研究(150字)
・海外経験(100字)
・研究課題・興味のある課題(100字)

キリンの志望動機

・①伝統や知識を承継していく志と革新を発揮したい
…私は取り組んできたことの、古典性を精確に準えながらも、より良いものを追求してきた
⇒伝統的な製法を将来に渡り大切にする、そして新たな革新を求めていく企業で尽力したい
貴社はビールや清涼飲料への飽くなき追求と、フローズン泡やクラフトビールなどの新たな発想をしてきた
Quality with Surprise:安心安全+質の追究、生活に彩を与えていくという発想に共感している
②ビール文化をもう一度盛り上げていくという信念
会社の方向性が決まっており、社員がそれに誇りをもち実行する環境
財務状況が悪くなった時期を機に、組織体制を整備するだけでなく、立ち位置を決め直した
私はキリンのビールが好きである。ドイツビールにも負けていない。
こだわりを感じている。
貴社で尽力し、キリンを盛り上げるとともに、ビールを盛り上げていきたい。

・私は、ただ物欲を満たすためだけでなく、そこに付加価値をつけてより良い商品を生み出すような仕事と私の化学の知識を活かせる仕事にやりがいがあると感じております。
その点、貴社の取り扱うビールやワインは、喉を潤すだけでなく、容器や中身などにもこだわり、味だけでなく飲み物を取り巻く雰囲気を作りだすという点で、難しい仕事ですがやりがいを感じられると考えております。

・貴社ではこれまでにない商品を製造すると思います。例えば将来、グループの一つである小岩井牧場と共同で牛乳のお酒を開発するかもしれません。そのような時には前例のない生産ラインを構築していく分、解決すべき問題も多いと思います。私はその中で製造レベルでの問題を一つ一つ解決していき、開発時に考えられていた試作品を商品として無事出荷させるような仕事に携わりたいと思います。
その日が来るまでに得た従来の経験や知識を元に新しい製造方法を創り、困難があっても今までにない新しい商品を作ってお客さんをビックリさせてみたいです。

キリンの企業研究に役立ったもの

■企業ホームページ、飲料業界のニュース、日経新聞、本、パンフレット、社員交流会、セミナー、ビール工場見学、ビール4社の定番ブランド飲み比べ

セミナー情報

■選考とは無関係なセミナー
・服装:リクルートスーツ、きれいめの服装
・企業説明
・社員の講演
・社員とのフリーディスカッション
・参加は必須ではない

キリンのインターン情報

・インターン情報無し

筆記試験

■形式:Webテスト/その他

webテスト

■課目
・数学、算数/国語、漢字/性格テスト/クレペリン

■内容
・SPI
・TG-web
・難易度は人によりけり

・ES提出時に玉手箱→2次選考にてクレペリン検査→2次選考通過者にはテストセンターの案内→最終面接前にテストセンター

GD(グループディスカッション)

・2択から1つ選んでディスカッションだが、テーマは日程により異なる
・技術系は無し

リクルーター面接

・リクルーターとの接触情報無し

OB/OG訪問

・希望者のみ訪問可能
・楽しく雑談のような雰囲気でした。

キリンの面接

就活生

面接回数は2回で雰囲気は和やかでした。
「GDにおいて何が評価されたと思うか」「学生時代の取り組み」
「なぜ、浪人と留学を決意したのか」「お酒には強いか」「お酒を飲む頻度」
「周りから何と言われるか」「他社選考状況」「逆質問」といった面接内容でした。


就活生

面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
学生の内面を、学生時代に力を入れた取り組みのエピソードを通じてかなり深堀されます。どのような人物か、チームで働く際に何を意識しているかという点に焦点を置いて自身を振り返ると評価に繋がると思います。


面接回数は2回で雰囲気は和やかでした。
以下に面接の内容と流れを記載しますので参考にして頂ければと思います。

2次面接(学生1:2社員 25分)
・1次(GD)の感想、評価されたポイントはどこだと思うか
・学生時代頑張ったこと、その中で質問
・部活以外に頑張ったこと
・高校時代の友達からどう思われているか
・他社の選考状況、就職活動における軸
・逆質問 など

最終面接(学生1:2社員(人事部長クラス) 25分)
・学生時代頑張ったこと、深堀り
・就職活動の軸
・なぜキリンなのか
・キリンの強み、弱み
・ビールの営業の仕事、何するかわかる?
・部活以外で頑張ったこと
・所属するグループ(中高など)での役割
・卒論内容、理由
・社会人になる上で大事にしたいこと
・他社選考状況
・最後に一言


面接回数は2回で雰囲気は和やかでした。
以下に面接の内容と流れを記載しますので参考にして頂ければと思います。

・1次GD 学生5:社員2 30分?(ディスカッションして最後に代表者が結論発表)
テーマは日程によって異なる
「新製品を開発するなら国内向けor海外向け?」
「学生生活を充実させるために必要なキーワード3つとは?」
等々

・2次 個人 学生1:社員2 25分
学生時代頑張ったことを深堀りされる

・3次 個人 学生1:社員2(2次より多少社員の年次が上がる) 25分
同じく学生時代頑張ったことの深堀り
入社後やってみたい仕事・その理由
面接後クレペリン受験(40分程度)

・最終 個人 学生1:社員2(役員面接) 20分
学生時代頑張ったことに関して、今までの個人面接で聞かれなかったような質問が多かった
就活状況に絡めて志望動機を聞かれた
志望動機を聞かれたのは最終が初めて


面接回数は2回で雰囲気は和やかでした。
以下に面接の内容と流れを記載しますので参考にして頂ければと思います。

●1次面接(面接官3対学生2)40分くらい
・工場見学の感想
・志望動機,やりたい仕事
・研究内容,自分の培ってきたことが仕事にどう生かせるか
・学生時代に頑張ってきたこと

●最終面接(面接官3対学生1)30分くらい
・研究内容
・何故ビール業界志望で,その中でキリンなのか
・周りからどんな人だと思われているか
・転勤大丈夫か

基本的に和やかな面接です.明るく元気な印象を与えるのがポイントかもしれません。

キリンの内定

■通知方法:電話、大学の就職課

その他、印象など

■よかった点
・連絡が早い

・透明な採用フロー

・人事の方もとても優しい

・とにかく人となりを見てくれる

・出来るだけ学生の良さを引き出そうとしてくれる

・工場見学を含め、一次面接から最終面接まですべて交通費支給

・一次選考から最終面接まで採用フローが透明な企業は他にないくらい丁寧な印象を感じた
■よくなかった点
・機械的に選考が進んでいく
・選考スピードが早いので、日程調整が難しい
・他社も沢山受けてる人はセンター辞退しないといけなくなるかもしれない

キリンの選考突破・内定へのアドバイス

就活生

やれることは全てやった上で、自信を持って面接に臨んでください。
企業研究、業界研究、自己分析、自信を持ってやったと言えるまでやってください。
就活は実力だけでなく、ご縁と運もあります。
行きたい企業におちても、すぐ前を向いてください。


就活生

ビール会社を志望している方々は、出来るだけ業界研究頑張ってください。たった4社しかないので簡単です。各社の特徴もはっきりしてるので、自分の言葉で話せるようにしておいたほうが良いです(キリンでは聞かれませんでしたが、他社ではビール4社の印象をそれぞれ聞かれました)
あとは月並みですが、出来るだけ多くの企業を見て回ってください。楽しいですよー。各社それぞれで、世の中には面白い会社が沢山あります。


就活生

最後まで諦めないでください。私は他社の選考は全然通らなくて悔しい思いばかりしましたが、最終的に一番行きたい企業から内定をいただくことができました。「就活は運と縁」とはよく言われますが本当にその通りでした。
就活はつらいこともありますが、基本的には面接など選考を楽しむ気持ちで臨んだらいいと思います。
自己分析をして、やりたいことを明確にして、面接では論理的に話すことが非常に大切だと思います。
あとは熱意次第で何とかなります。頑張ってください。


●就職活動全般について
・色んな業界を見ること,興味のない業界でも覗いてみることも大事,食わず嫌いをしない(就活当初,自分もまさかビール会社に行くとは思ってなかった)
・持ち玉を確保しておくこと,玉切れしてから増やそうとすると大変だと思う
・面接慣れをしておくこと,第一志望群の前には他の面接を必ず受けておくこと
・エントリーシートは周りと添削し合う
・内定が出なくても凹まない,相性が悪かっただけと開き直るくらいで良い,絶対に自分にあう企業があるってことを信じる

●ビール業界について
・理系,文系問わず採用数が少ないです.本人の実力以上に,運と相性の要素が大きいと思う
・他のビール会社との違いを明確にしておくと良い(自分なりでいいから)
・工場見学は必ず行きましょう,ビールが飲み放題です

●キリンビールについて
・説明会や見学会の際の社員の雰囲気が非常に良い,皆さん明るくて気さく
・面接の雰囲気も良いです,明るく・爽やかに・ハキハキと・簡潔に答えることが大事
・最終の次の日に電話が来ましたが,出れなかったので留守電になってしまいました.でもちゃんと次の日にまた電話くれるので気長に待ちましょう(全部通知です)

●最後に
大震災の影響もあって就活が6月まで長引きました.なかなか内定が出ず,かなり焦りましたが,最後に最高の企業に内定を頂けたと思っています.来年以降も厳しい就職活動になるかと思いますが,大事なのは『足を動かして情報を得ること』『周りと協力し合うこと』そして『自分を信じること』です.頑張ってください.