大林組のES(エントリーシート)内容、企業研究のやり方、セミナー情報、インターン・リクルーター情報、筆記試験・webテスト、志望動機、面接内容などを記載しています。

大林組のES(エントリーシート)

■形式:採用ホームページから記入

■内容
・全国型を志望する理由

・卒業論文または修士論文の予定内容

・得意科目及び不得意科目

・趣味、特技

・学業以外に学生時代力を入れたこと

・自己の特徴、長所

・建設業に興味を持った理由と大林組でやりたい仕事とその理由

大林組の志望動機

【志望動機①】
私は日本の産業を守り、強くしていくことに、なるべく大きな影響を持って貢献することを目指しています。

建設業は経済活動の源泉であり、人々の生活の基盤づくりを引き受ける根幹産業であり、長い期間に渡って直接社会や人々の生活を支えることを目指すものである、という点で、私の目標を最も達成できる場であると思いました。

現在建設業は、経済情勢の変化や、公共投資の激減、国際化や業際化の進展などを要因として、大きな過渡期に入っていると思います。

そのような時代にあって、私は、PFI事業や海外市場への展開などの新しい取り組みが、将来の建設業を変えていくと思い、これに携わってみたいと思います。

貴社は、ゼネコンの中でも、新しい取り組みを進んで受け入れ、PFI事業に強みも発揮しており、私のやりたい仕事が取り込める環境にあるのかと思います。


【志望動機②】
私は幼い頃からモノづくりが好きで、将来は自分で造った建物を多くの人に使ってもらい喜んでもらうのが夢です。

そして今まで誰もが成し遂げなかった建物への挑戦、多くの人々が利用する公共施設や学校、病院の工事に携わりたいと考えております。

先日、貴社の現場見学会に参加した際、部外者であるにも関わらず、多くの職人の方に挨拶をしていただきました。

このようにコミュニケーションを大切にされているところも「モノづくりは人づくり」という意識の表れであると感銘を受け、貴社が大好きになりました。

貴社の一員となり、チームワークにより、素晴らしい建物を造り新しい時代を築くような働き方がしたいと思い、貴社を志望いたします。


【志望動機③】
建設業を志望した理由

私は環境問題に非常に関心があります。環境に関する企業に絞り就職活動を進めています。
はじめは環境技術の中でも、自動車や風力発電について興味がありました。

ですが環境問題について調べるうちに、日本の二酸化炭素排出量における建築関連分野の占める割合が大きいということを知り、建設業における設備職を志望しました。

また、近年ではヒートポンプなど環境技術の発達が見込まれ、建築関連分野における二酸化炭素排出量を大幅に削減することが出来ます。今後、建設業の中で設備職が非常に重要なポジションになるのではないかと考えています。

大林組を志望した理由

建物における環境技術に積極的に取り組んでおられる御社に大変興味をもち、第一志望と考えております。

私が御社に興味をもつキッカケとなったのは、御社が設備設計に関わっている「なんばパークス」です。

なんばパークスは「都市と人と自然との共生まちづくり」というコンセプトのもと計画されました。「都市と人と自然との共生」これが最も理想的な都市の形だと私は考えます。

また、なんばパークスは設備というアプローチからヒートアイランド対策やエネルギー消費量の削減に取り組んでおり、いずれもその成果があらわれていると聞いております。

過去15年間、日本における二酸化炭素排出量が増えているのは産業分野ではなく、主に住宅やオフィスなどと聞きます。二酸化炭素排出量を大幅に削減するには、都市レベルで環境問題に取り組む必要があると考えています。

将来、都市レベルで環境問題に取り組むことのできる企業である、ということを御社に感じ第一志望としました。

大林組の企業研究に役立ったもの

■企業ホームページ、セミナー、パンフレット、OB/OG訪問、リクルーター面談、物件訪問

セミナー情報

■選考とは無関係なセミナー
・服装:リクルートスーツ、きれいめの服装
・内容:業界説明、企業紹介、複数名の社員との質問会、模擬グループディスカッション

大林組のインターン情報

・インターンシップあり

筆記試験

■形式:記述式/作文/Webテスト

webテスト

■課目
・英語/数学、算数/国語、漢字/論作文/性格テスト/時事

■内容
・会社で受ける独自の筆記試験、テストセンター、小論文試験

GD(グループディスカッション)

・6人一組で、与えられた題目について話し合い、結論を発表

リクルーター面接

・面接前に複数回会い、エントリーシートをもらい、志望度などを聞かれました。

・説明会前に接触、その後ES提出時に雑談のような面談、それ以外には頻繁にメールでやりとりをしていた。

・基本的にはESについての深掘り。ここでしっかり受け答えをし、熱意を伝えることが最初の難関。大学によって会う回数は異なるが、ここを突破しないと次に進めない。

OB/OG訪問

・希望者のみ訪問可能

大林組の面接

■就活生①

就活生

面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
リク面1回を含めて計4回。
毎回所属、勉強で頑張ったこと、学業以外で頑張ったこと、建設業を志望した理由、大林組を志望した理由、他社の進捗状況を1~3分程度で自己紹介がある。そこから先は面接官が興味のあることについて聞かれる。




■就活生②
就活生

面接回数は3回で圧迫面接のような雰囲気でした。
リクルーター面談がとにかく圧迫面接でした。ですが、それを通過すれば和やかな面接です。
なぜ大林か、設備を志す理由、入社してからの意気込みなどを質問されました。




■就活生③
就活生

面接回数は3回で雰囲気は和やかでした。
必ず最初に「大学学部名、名前、学生時代に学業で頑張ったこと、学業以外で頑張ったこと、建設業を志望する理由、大林組を志望する理由、現在の選考状況」を3分間で伝える。3分より短くても長くてもアウト。ここで過不足なく伝えないと質問してもらえないので注意。人事部長面接では志望動機については突っ込まれなかった。最後の役員面接は意思確認程度。

大林組の内定

■通知方法:電話、その他、採用HPのマイページ

■内々定通知後の指示や拘束(個人差あり)
・他社の選考の辞退

・就職活動を止めるかどうかしつこく聞かれた

その他、印象など

■よかった点
・選考が速い

・番号を通知しての連絡

・他社より和やかな人が多い会社


■よくなかった点
・選考が不透明

・不合格はサイレント

・リクルーターの当たり外れが激しい

・柄は見ておらず、残業に耐える、辞めないであろう社員を求めている様に感じた

・どの段階の面接でも「結果については合格者にのみ直接お知らせします」の一点張り

大林組の選考突破・内定へのアドバイス

■内定者①

就活生

リクルーター面談を突破することが最重要で、人事部長面接も気が抜けないのですが、準備のできる面接なので頑張ってください。




■内定者②
ゼネコンは選考が速いほうがいい
というのは俗説です。実力があれば学部でも入れます。
OB訪問や質問会でしっかり真実を知りましょう。

私の様に、最悪のリクルーターの場合があります。
でも、めげないで下さい。最悪の場合、電話相談して変えてもらえることができるので、どんどんアプローチをかけて、内定をつかんでください。

設備で就職活動するひとは、ゼネコンを志す場合が多いと思いますが
ゼネコン設備はだたの図面引きといわれてしまえばそのままです。
やりがい、夢の実現など、しっかり根拠をもって仕事を探して下さい。

不安と緊張とで泣きそうになりますが
私もそうして内定をつかみました。
自分をもって、他人に流されず、ひたすら耐えましょう。
就活頑張って下さい。