カプコンのES(エントリーシート)内容、企業研究のやり方、セミナー情報、インターン・リクルーター情報、筆記試験・webテスト、志望動機、面接内容などを記載しています。
カプコンのES(エントリーシート)
■形式:採用ホームページから記入
■内容
・学習内容(専攻内容、研究内容と同じだと思う)
・希望開発内容選択(家庭用、スマホ、ソーシャル、オンライン、パチンコ/パチスロ)
・カプコンを選んだ理由
・中学、高校、大学のクラブ活動と期間
・上記以外の活動と期間
・所有するゲームハードは?
・ゲーム歴
・ソフト所有本数
・好んでプレイするゲームタイトル
・モノづくり経験
・カプコンでどんなゲームを作りたい?
カプコンの志望動機
【志望動機①】
私は「人に幸せを提供出来る人間」になりたいと考えています。
その為には、人に幸せを提供する事が出来る場所で働く必要があると考えました。
ゲームだけでなく、様々な視点から人々に総合的な喜びや楽しみ、感動といった「幸せ」を提供しているカプコンでならば、自分の求める成長を果たすと共に、人の幸せを考えて自分を存分に活かして働く事が出来ると考えました。
「人の為」、「会社の為」、「自分の為」を考えて働く事が出来る場所であると考えた為、志望しました。
【志望動機②】
貴社のゲームが好きであるこということ。
別に、どんなゲームが好きなのかはどうでもいいと思います。
ですが、ゲームを行う中で、どういったことを目指そうとしているのかということをしっかりとしたテーマとして持たなければならないと思います。
そのテーマが、自分を他にない特別な存在としてアピールすることができる題材になると思います。
新人の意見も、ドンドン採用していこうとする企業であること。
説明会や業界本などから得られた情報を述べました。
これは、あまり良い志望動機だとは思えませんが、どれだけその企業に行きたいかということを表す上で、どれだけ積極的に行動できたかを表すきっかけにはなったと思います。
ゲームをコミュニケーションの「潤滑剤」としての機能を追求したいということ。
私は、かなり田舎で幼少期を過ごしました。友達の家に行くのに4キロの山道を自転車で行き来するような感じでした。
そのため、遊ぶ機会というのが少なくなってしまい、コミュニケーションの取り方というものが下手だったと思います。
そこで、コミュニケーションの発端としてゲームを題材にすることが多々ありました。
そんな経験から、逆にゲームをコミュニケーションの道具「潤滑剤」として利用できないのかと考えるようになったことを伝えました。
経験を志望動機のテーマに変えることで、自分という存在を伝えることができると思います。
【志望動機③】
制作活動全般が生き甲斐で、その経緯からゲームの持つポテンシャルに惹かれました。
ゲームは様々なコンテンツを内包してますしビジネスとしても幅が広そうですから是非携わってみたい分野でした。
制作活動自体に対する考えとしては、人を楽しませると言うよりは人を豊かにしたいという想いで打ち込んでます。
いや、ほんとにそうなんですって。
何故カプコンかというと、幼少時代にお世話になったゲームをカプコンが数多く手掛けていた事で会社自体に良いイメージがありました。
最近ならばモンスターハンターシリーズに随分と楽しい時間を費やしてしまった事もあり、いっその事将来自体をゲームに費やすのも良いかも知れないと考え出したことも大きな理由です。
あと大阪在住でしたので大阪近辺で働きたかったのも強かったです。
カプコンの企業研究に役立ったもの
■企業ホームページ、セミナー、パンフレット、日経テレコム、実際にゲームやアプリで遊ぶ
セミナー情報
■筆記や面接などが同時に実施される、選考と関係のあるセミナー
・服装:リクルートスーツ
・内容:説明会兼選考会があり、書類選考通過者のみ参加できるもの。短い説明会後に筆記試験と適性検査のみの実施
■選考とは無関係なセミナー
・服装:リクルートスーツ、きれいめの服装
・内容:業界説明、カプコンの説明、業種説明
カプコンのインターン情報
・インターン情報なし
筆記試験
■形式:記述式/作文/Webテスト
■課目
・一般教養・知識/クリエイティブ
■内容
・提示された素体をもとに4つのポーズを描く
・複数の題材の中から1つを選び、情景描写
・事前に用意した絵を3枚提出
・普段から面白いことをどれくらい考えているかを見られる
webテスト
■課目
・英語/数学、算数/国語、漢字/性格テスト
■内容
・難しい内容なので、しっかりとした対策が必要
GD(グループディスカッション)
■内容①
・4人でのGD(15分)
・7分間 ヒット機種を出すのに必要な事3つ挙げて順位付けして発表。
・7分間 カプコンの版権を使い、今の3つに基づいたヒット機種を考えて発表。
■内容②
・お題は3つ用意される
・30分間でそれぞれのお題を10分間議論
・議論のみで発表はなし
リクルーター面接
・リクルーターとの接触情報なし
OB/OG訪問
・希望者のみ訪問可能
カプコンの面接
■就活生①
面接回数は2回で雰囲気は和やかでした。
とても和やかな雰囲気で、時間もあるので自分の伝えたいことを言えるチャンスはちゃんとあります。
質問もオーソドックスなものが多いです。
ゲームのことが好きで、過去・これからのゲームのことを知っていれば大丈夫です。
志望動機、やりたいことなどを頭の中で整理して臨むといいと思います。
■就活生②
面接回数は2回で雰囲気は和やかでした。
以下に面接の内容と流れを記載しますので参考にして頂ければと思います。
非常に話しやすいクリエイターの方々と面談できました。
志望動機
カプコンを選んだ理由
自分の能力を会社でどう活かせるのか
なぜデザイナーを志望しているのか
自分が今まで行った研究内容
自分が今までの経験で一番面白かったこと
最近熱中している趣味
好きな漫画、ゲーム、映画など
就職活動で会社を選ぶ基準
他企業の選考状況
などです。一次も二次も面接は自分のことやこれまでの活動経験を深く掘り下げて質問されるので、しっかりとした自己分析を行って、カプコンの志望理由、デザイナーとなって何がやりたいのかをしっかりと言葉にできるようにしましょう。
面接で知りたいのは選考者のキャラクターなので、変に飾らないで素直に自分をプレゼンすることが大切ではないでしょうか。
面接は対話ですので質問をよく聞いて、丁寧に自分の考えを述べてください。
カプコンの内定
■通知方法:電話
■内々定通知後の指示や拘束(個人差あり)
・内定承諾後、他企業の選考を辞退するよう指示
その他、印象など
■よかった点
・説明会が凄く楽しい
・実技試験が個性的で面白い
・採用選考における対応が非常に丁寧
・内定が出たのが3月だが、6月まで猶予をいただけ、ゆっくりと自分の進路を考えることができました
■よくなかった点
・選考が月に1段階ずつ進む
・不合格の場合はサイレント
カプコンの選考突破・内定へのアドバイス
■内定者①
この記事を見ている方の大半は、プランナー志望の方だと思います。
なので、プランナー志望の方にアドバイスを残そうと思います。
プランナー志望の方が、1番やるべきことなのは自分の考えを持つことだと思います。
ゲーム業界のプランナー職は、非常に倍率が高いです。
中小のゲーム会社でも倍率は相当高いですし、大手だと更にその倍くらいになると思います。
私自身、就職活動をしている際に、その倍率の高さと、ライバルたちとの能力差などを身を以て味わいました。
しかし、よーく見てみると、本当に凄い方々もいる中で、「ゲームを作りたい」「プランナーは面白そうだ」という曖昧な理由で志望している方も多々います。
そういった方々に負けないよう差をつけるのは、『自分なりの考え』や、『自分なりのゲーム業界に対する展望』です。
ぜひ、一口にゲームとだけ考えるのではなく、ビジネスとしてどうやったら自分の作りたいゲームが売れるのか、などを考えてみてください。
そういった考えやアイデアを持つことができたら他の方と差別化を行えますし、何より自信にも繋がると思います。
面倒だとは思いますが、ぜひゲームのことを今までに無いくらい研究してみてください。そうすれば、自分が何でゲーム業界に行きたいのかも見えて来ると思います。